レベル6シンクロのすすめ
レベル6シンクロ…除去や戦闘でも活躍できるようなモンスターが増えてくるレベル帯。
《ゴヨウ・ガーディアン》《氷結界の龍ブリューナク》といったエラッタ経験者も存在します。
今回はそんなレベル6シンクロをリンクモンスター等の他のEXデッキのモンスターを経由せずに出せるカードを集めました。
他のレベルのシンクロギミックは以下のページにまとめています。
レベル3シンクロギミックまとめ
レベル4シンクロギミックまとめ
レベル5シンクロギミックまとめ
レベル6シンクロギミックまとめ
レベル7シンクロギミックまとめ
レベル8シンクロギミックまとめ
レベル6シンクロ出張セット/出し方
《サイキック・リフレクター》+《バスター・ビースト》+《バスター・モード》
サイキック・リフレクターチューナー・効果モンスター
星1/闇属性/サイキック族/攻 400/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
「サイキック・リフレクター」以外の「バスター・モード」のカード名が記されたカード
または「バスター・モード」1枚をデッキから手札に加える。
(2):手札の「バスター・モード」1枚を相手に見せ、
「サイキック・リフレクター」以外の「バスター・モード」のカード名が記された
自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、そのレベルを4つまで上げる。
- 《サイキック・リフレクター》を通常召喚し、効果でデッキから《バスタ・ビースト》をサーチ
- 《バスター・ビースト》を手札から捨てて《バスター・モード》をサーチ
- 《サイキック・リフレクター》の効果で《バスター・ビースト》を蘇生し、レベルを1上げる
レベル6シンクロどころかレベル6~9のシンクロ召喚が可能な出張セット。
初動となる《サイキック・リフレクター》は《ワン・フォー・ワン》《緊急テレポート》《バスター・スナイパー》といった豊富なリクルート手段に対応しており、省スペースで済ませたいなら《バスター・ビースト》と《バスター・モード》はピン挿しでも機能します。
《バスター・モード》の素引きが痛いのは難点で、特にピン挿しの《バスター・モード》を先に引いてしまうと《バスター・ビースト》を墓地に置けず困ることになります。
この点は《バスター・ビースト》を手札コストにできるカードを組み込む、素引きしたときに使えない点には目を瞑り《バスター・モード》の採用枚数を増やすなどで対処可能。
《緊急テレポート》対応というのが大きく、展開先の幅広さも相まって優秀な出張セットです。
《超重神童ワカ-U4》+《超重僧兵ビッグベン-K》+《超重武者装留シャイン・クロー》
超重神童ワカ-U4
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1000/守1500
【Pスケール:青8/赤8】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
「超重神童ワカ-U4」以外の「超重武者」Pモンスター1体をデッキから選んで自分のPゾーンに置く。
その後、このカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
このカード名はルール上「超重武者」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、手札からモンスター1体を捨てて発動できる。
手札・デッキから「超重武者」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「超重武者」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードがS素材としてEXデッキに表側表示で加わった場合に発動できる。
このカードをPゾーンに置く。
超重僧兵ビッグベン-Kペンデュラム・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻1000/守3500
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「超重武者」モンスターが存在する場合に発動できる。
デッキから「超重武者装留」モンスター1体を手札に加える。
【モンスター効果】
このカード名はルール上「超重武者」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
手札・デッキから「超重武者ビッグベン-K」1体を墓地へ送り、このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードがS素材としてEXデッキに表側表示で加わった場合に発動できる。
このカードをPゾーンに置く。
超重武者装留シャイン・クロー効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 500/守 500
「超重武者装留シャイン・クロー」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに自分フィールドの「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドからこのモンスターを
攻撃力・守備力500アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
装備モンスターは戦闘では破壊されない。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合に発動できる。
装備されているこのカードを特殊召喚する。
- 《超重神童ワカ-U4》をPゾーンに発動し、効果でデッキから《超重僧兵ビッグベン-K》をPゾーンに置き自身を特殊召喚
- 《超重僧兵ビッグベン-K》のP効果で《超重武者装留シャイン・クロー》をサーチ
- 手札から《超重武者装留シャイン・クロー》を《超重神童ワカ-U4》に装備し、特殊召喚
- レベル6シンクロを行い、《超重神童ワカ-U4》をPゾーンに置く
【超重武者】の出張セット。
召喚権を使わず、Pスケールを揃えながらレベル6シンクロが可能という破格の性能。
反面、効果を使用するには自分の墓地に魔法罠が存在しないという条件があるため、魔法罠を採用しないor採用枚数が少ないデッキに採用したり、初動と割り切って採用する必要があります。
ワカU4をサーチできる《超重武者バイ-Q》も併せて採用したい
《海皇子ネプトアビス》+《海皇の竜騎隊》+《彩宝龍》
海皇子ネプトアビス効果モンスター
星1/水属性/海竜族/攻 800/守 0
「海皇子 ネプトアビス」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「海皇子 ネプトアビス」以外の
「海皇」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「海皇子 ネプトアビス」以外の「海皇」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合、
「海皇子 ネプトアビス」以外の自分の墓地の「海皇」モンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを特殊召喚する。
海皇の竜騎隊効果モンスター 星4/水属性/海竜族/攻1800/守 0 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 自分のレベル3以下の海竜族モンスターは直接攻撃できる。 (2):このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動する。 デッキから「海皇の竜騎隊」以外の海竜族モンスター1体を手札に加える。
彩宝龍チューナー・効果モンスター
星5/水属性/海竜族/攻 0/守2600
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがデッキから手札に加わった場合、このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが効果で自分の墓地から手札に加わった場合、このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
- 《海皇子ネプトアビス》を通常召喚し、効果でデッキから《海皇の竜騎隊》を墓地へ送り「海皇」カードをサーチ
- 《海皇の竜騎隊》の効果で《彩宝龍》をサーチ
- 《彩宝龍》の効果で自身を特殊召喚
水属性/海竜族の出張セット。
《ワン・フォー・ワン》や《深海のディーヴァ》からも上記の流れに繋がり、特に後者ならレベル8シンクロも可能。
デッキ内の「海皇」カードが尽きるとネプトアビスの効果が使えなくなるため《海皇の竜騎隊》《彩宝龍》含めデッキ内に要求するカード枚数が多い点、上級モンスターの《彩宝龍》を素引きすると腐りやすい点が難点。
「海皇」カードを組み込みやすい水属性デッキであれば手札を減らさずにシンクロ召喚できる優秀な出張として活用できます。
特に次ターン以降に《サルベージ》で《海皇子ネプトアビス》と《彩宝龍》を回収すれば再びレベル6シンクロ(と《海皇子ネプトアビス》の効果使用)が可能です。
《魂喰いオヴィラプター》+《カーボネドン》+α
魂喰いオヴィラプター効果モンスター
星4/闇属性/恐竜族/攻1800/守 500
「魂喰いオヴィラプター」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2):このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
- 《魂喰いオヴィラプター》を通常召喚し、効果でデッキから《カーボネドン》を墓地へ送る
- 《カーボネドン》の効果で自身を除外し《ギャラクシーサーペント》or《守護竜ユスティア》を手札orデッキから特殊召喚
《魂喰いオヴィラプター》を初動とした組み合わせ。
《化石調査》でサーチ可能。
《究極進化薬》等の恐竜族ギミックを加えられる点が優秀。
《カーボネドン》の素引きが痛いのが難点。
《死神官-スーパイ》+《スーパイ》
死神官-スーパイ効果モンスター 星5/地属性/魔法使い族/攻2200/守1900 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカード以外の手札を1枚捨てて発動できる。 このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。 その後、手札・デッキから「スーパイ」1体を特殊召喚できる。 この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
スーパイチューナー・効果モンスター
星1/地属性/悪魔族/攻 300/守 100
(1):このカードが効果でフィールドから墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「太陽の神官」1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃力が倍になり、
このターンのエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
- 手札を1枚捨て、《死神官-スーパイ》を特殊召喚し、効果で手札orデッキから《スーパイ》を特殊召喚
手札コストが必要ですが、召喚権を使わずレベル8シンクロができる出張セット。
地属性なので《ゴヨウ・ガーディアン》や《ナチュル・パルキオン》といった強力なシンクロモンスターの素材縛りをクリアできる点も優秀です。
EXからSモンスターしか出せなくなる制約には注意。
他のギミックと比べると手札で発動する効果のため《エフェクト・ヴェーラー》や《無限泡影》などの妨害を受けず素材を揃えられるのが利点。
また、妨害は受けやすくなりますが《憑依覚醒-デーモン・リーパー》を経由することで「地霊術」または「憑依」カードのサーチが可能。
《ゾンビキャリア》+《終末の騎士》等
ゾンビキャリアチューナー・効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
(1):このカードが墓地に存在する場合、
手札を1枚デッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールドから離れた場合に除外される。
- 《終末の騎士》or《堕ち武者》or《牛頭鬼》を召喚し、効果で《ゾンビキャリア》を墓地へ送る
- 手札を1枚デッキに戻し《ゾンビキャリア》を自己再生
《ゾンビキャリア》を墓地へ送ることができるレベル4モンスターとのセット。
墓地へ送る役割を担うモンスターはそれぞれ一長一短なのでお好みで選択。
手札を1枚デッキトップに戻さなければならないのは基本的にはデメリットです。
他のカードとの兼ね合いでデッキ内に存在してほしいカードがある場合は役立つときも。
アダマシアシンクロモンスターや《ペンギン勇者》《スターダスト・チャージ・ウォリアー》なら即座にドローロックを回避できますが、それらとは種族属性面でのシナジーが特にないのが残念。
《堕ち武者》or《牛頭鬼》となら素材縛りのあるアンデット族シンクロモンスターにも繋がります。
対応力の増すレベル帯
レベル5シンクロまでは展開の足掛かりとなるモンスターが多いですが、レベル6シンクロは除去や戦闘での突破力も期待できるモンスターも増えてきますね。
また出張セットを思いついたら追記します。