【デッキレシピ】カオス新規採用芝刈り除外ビート【メタファイズ】2020/10制限

デッキレシピ遊戯王OCG

カオス新規と、返ってきたあいつ

メタファイズ・タイラント・ドラゴン
効果モンスター
星8/光属性/幻竜族/攻2900/守2500
(1):「メタファイズ」モンスターの効果で特殊召喚したこのカードは
罠カードの効果を受けず、このカードがモンスターを攻撃した場合もう1度だけ続けて攻撃できる。
(2):このカードが除外された場合、
次のターンのスタンバイフェイズに除外されているこのカードをデッキに戻して発動できる。
手札から「メタファイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに除外される。
ディメンション・アトラクター
効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻1200/守2200
(1):自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
次のターンの終了時まで、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
この効果は相手ターンでも発動できる。
カオス・グレファー
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1700/守1600
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードの属性は「闇」としても扱う。
(2):手札から光属性または闇属性のモンスター1体を捨てて発動できる。
捨てたモンスターとは属性が異なる光・闇属性モンスター1体をデッキから墓地へ送る。
このターン、自分はこの効果で墓地へ送ったモンスター及びその同名モンスターを特殊召喚できない。
ネクロフェイス
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1200/守1800
このカードが召喚に成功した時、
ゲームから除外されているカードを全てデッキに戻してシャッフルする。
このカードの攻撃力は、この効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイントアップする。
このカードがゲームから除外された時、
お互いはデッキの上からカードを5枚ゲームから除外する。

CIRCUIT BREAKでカテゴリ化された【メタファイズ】。
除外された次のスタンバイフェイズに発動する効果を持つモンスターが多く、何らかの手段でメタファイズを除外しながら戦う変則的なテーマ。
数少ない幻竜族テーマの一つ。

その性質上初動に時間がかかり、《メタファイズ・ラグナロク》の効果のランダム性もあり回すのが難しいデッキでもあります。

【メタファイズ】自体には新規は久しくないものの、手札誘発版マクロコスモスと言える《ディメンション・アトラクター》、カオス関係の新規、大量除外を行える《ネクロフェイス》の制限解除と除外界隈は強化されています。

今回はそんな新規を採用し積極的にネクロフェイスによる大量除外を狙っていく【メタファイズ】のデッキレシピ。



【メタファイズ】デッキレシピ

モンスターカードについて

「メタファイズ」モンスター
無差別除外をしまくるデッキなので《メタファイズ・エグゼキューター》と《メタファイズ・アームド・ドラゴン》は不採用。
それ以外は《メタファイズ・ラグナロク》や《ネクロフェイス》の効果で除外される確率を上げるためにフル投入。
特に《メタファイズ・ダイダロス》の除外効果は強力。

《カオス・グレファー》
《マクロコスモス》等による全体除外適用下ではメタファイズと《ネクロフェイス》を一手に除外できるイケメン。
メタファイズもネクロフェイスも即座に特殊召喚につなぐわけではないため制約も全く気になりません。

《混沌のヴァルキリア》
墓地のメタファイズやネクロフェイスを除外しつつ展開できるほか、除外された際には《妖精伝姫-シラユキ》等を墓地へ送れる美女。
《マクロコスモス》下ではメタファイズを選択すればOK。

《妖精伝姫-シラユキ》
《隣の芝刈り》と相性抜群のモンスター。
手札・フィールド・墓地のメタファイズやネクロフェイスを除外し展開します。

《異次元の哨戒機》
除外されたエンドフェイズに手札・フィールド・墓地のいずれかからカードを除外して帰還するモンスター。
カードの指定はないため《メタファイズ・アセンション》を除外することも可能。
帰還タイミングは遅いものの、メタファイズの効果発動タイミングは次のスタンバイフェイズとさらに遅いため問題なし。
帰還したこのカードを《メタファイズ・ダイダロス》で除外することで再び効果に繋げることもできます。


《ネクロフェイス》
除外の申し子。
《マクロコスモス》等+《カオス・グレファー》、《封印の黄金櫃》、《隣の芝刈り》+《妖精伝姫-シラユキ》などなどの効果で除外していきます。
お互いの除外状況によっては通常召喚から大きな攻撃力を得てフィニッシャーとなることも。

《ディメンション・アトラクター》
定番じゃない手札誘発。
手札誘発版《マクロコスモス》。
性質上初手以外では腐りやすいものの、初手に来た時は非常に強い。
シラユキで墓地を空にできれば中盤以降も使えなくはないです。

《灰流うらら》
定番の手札誘発。
《増殖するG》等と異なり《マクロコスモス》が発動していても使える手札誘発。



魔法・罠カードについて

《左腕の代償》
《隣の芝刈り》をサーチ。
発動のコストに手札のメタファイズやネクロフェイスを除外できれば僥倖。
発動前に《次元の裂け目》《ディメンション・アトラクター》《抹殺の指名者》で相手の手札誘発を予防できるとなお良し。

《隣の芝刈り》
いわずとしれたパワーカード。
シラユキ/メタファイズ/ネクロフェイスをまとめて落として除外につなげます。

《手札抹殺》《手札断殺》
通常なら相手にアドバンテージを与えてしまうこともある手札交換。
《マクロコスモス》等の影響下なら比較的相手に利用されにくく、手札を除外する手段にもなります。

《次元の裂け目》《マクロコスモス》
強力な全体除外カード。
墓地へ送るコストを持つカードや墓地効果を全面シャットアウトします。
【メタファイズ】側は全て除外される状態の方が好都合。
除外能力では魔法罠も除外する《マクロコスモス》の方が上ですが、即座に発動出来る《次元の裂け目》の方が《カオス・グレファー》や《左腕の代償》との相性はいいです。

《封印の黄金櫃》
ピンポイントで《ネクロフェイス》等を除外できるカード。

《おろかな埋葬》《墓穴の指名者》
定番の魔法カード。

《抹殺の指名者》
定番の速攻魔法…ですが、《左腕の代償》の発動前に《灰流うらら》を除外して相手の妨害を予防したり、適当なメタファイズを除外して次のターンの効果につなげたりと役割はいつもより多め。

《メタファイズ・アセンション》
非除外時に発動する効果を持つ珍しい罠カード。
《妖精伝姫-シラユキ》《異次元の哨戒機》による除外や無差別除外に巻き込んでサーチ効果を使う方がメイン。

《メタファイズ・ディメンション》
上手く回れば毎ターン相手のカードを1枚除外できるため維持できれば強力。
余裕があれば無差別除外でデッキから吹き飛ぶ前に《メタファイズ・ネフティス》でサーチしたい。




EXデッキについて

メインデッキだけでも打点は出せるため割と適当なラインナップ。
一部のみ触れます。

《炎斬機ファイナルシグマ》
ラグナロク+レベル8メタファイズでシンクロ可。
EXゾーンに出せば効果を受けない耐性により《メタファイズ・ダイダロス》による全体除外も平気。

《混沌魔龍 カオス・ルーラー》
5枚めくってのサーチ&墓地送り、自己再生ともに優秀。

《ゼラの天使》
除外することでしぶとく帰還可能。
無差別除外により相手の除外枚数が増えていれば打点も馬鹿にならない高さに。

《閃こう竜 スターダスト》
《マクロコスモス》等の永続カードを守ります。

《電脳堺獣-鷲々》

除去を行いつつ墓地のメタファイズ2種を除外可能。

《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》
デコイドラゴンを素材にすればコントロール奪取効果を使用可能。

《警衛バリケイドベルグ》
《次元の裂け目》の防衛&回収要員。



【メタファイズ】の回し方・展開例

展開例というよりは大量除外の手段

・《マクロコスモス》等+《カオス・グレファー》
《カオス・グレファー》で手札のメタファイズorネクロフェイスを捨ててもう一方を墓地(除外)へ送る。

・《隣の芝刈り》
《妖精伝姫-シラユキ》と《ネクロフェイス》等が落ちれば後者を除外してシラユキを自己再生させる。

無差別除外の恐怖

《次元の裂け目》《マクロコスモス》《ネクロフェイス》…。
相手の戦略を崩し、キーカードも(運次第で)吹き飛ばす無差別除外の恐ろしさ。

最初は《混沌領域》と白黒ドラゴンの採用を考えていたのですが、《次元の裂け目》《マクロコスモス》の影響下では使えないため断念。
代わりに無差別除外要素を強くしようと採用した《ディメンション・アトラクター》は使い辛さはあれど、相手の先攻1ターン目に投げた際の強さは本物。

多くのデッキが動きづらくなる無差別除外の状態でむしろ動きやすくなるのは【メタファイズ】の強みですね。
墓地効果や破壊耐性が多い環境ではメタファイズのメイン除去手段である除外も輝きます。

芝刈りやラグナロク、ネクロフェイスの機嫌次第で爆発力は変わるものの、なかなか面白いデッキになったように思います。

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