新たなるレベル1サポート
ジャック・イン・ザ・ハンド通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):デッキからカード名が異なるレベル1モンスター3体を相手に見せ、 相手はその中から1体を選んで自身の手札に加える。 自分は残りのカードの中から1体を選んで手札に加え、残りをデッキに戻す。
※200/11/12《黄金の邪教神》の登場により記事内容を修正しました。
PHANTOM RAGEに収録の《ジャック・イン・ザ・ハンド》。
デッキ内のレベル1モンスター3種を相手に見せ、相手がまず1枚選び手札に加え、その後自分が残りのカードから1枚を手札に加えるという一風変わったレベル1モンスターのサーチカード。
相手の手札が増えてしまう上に、相手が先に選ぶため狙いのカードがサーチできるとは限らないというリスクを抱えていますが面白いカードですね。
レベル1モンスターのサーチカードといえば《ワンチャン!?》も存在します。
そちらは場にレベル1モンスターを要求する上にサーチしたモンスターの召喚に成功しなければ2000ダメージを受けるというデメリットもあり、このカードはあちらと選択または併用していくカードとなりそうです。
今回は相手の手札に特定のカードが加わるという点に着目し、相手の手札のカードを当てることで効果を発揮するカードとのコンボを考えます。
宣言系カードとのコンボ案
《異次元の指名者》コンボ
異次元の指名者通常魔法 カード名を1つ宣言する。 相手の手札を確認し、宣言したカードが相手の手札に存在する場合、 そのカード1枚をゲームから除外する。 宣言したカードが相手の手札に存在しなかった場合、 自分の手札をランダムに1枚ゲームから除外する。
ネメシス・キーストーン効果モンスター 星1/地属性/岩石族/攻 700/守 0 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):「ネメシス・キーストーン」以外の除外されている自分のモンスター1体を対象として発動できる。 このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターをデッキに戻す。 (2):このカードが除外されたターンのエンドフェイズに発動できる。 このカードを手札に加える。
黄金の邪教神効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに1度、発動できる。
相手の手札を全て確認する。
このカードのカード名はエンドフェイズまで「千眼の邪教神」として扱う。
(2):このカードが除外された場合、または効果で墓地へ送られた場合、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その効果モンスターを自分フィールドの通常召喚できない「サクリファイス」モンスター1体に装備する。
この効果でモンスターを装備している限り、
その攻撃力分、装備モンスターの攻撃力はアップする。
相手が選んだカードを《異次元の指名者》で即座に除外するコンボ。
それだけなら大して旨味がありませんが、相手に見せる3種のうち1枚を《ネメシス・キーストーン》や《黄金の邪教神》にすることで少し面白いコンボが可能に。
《ネメシス・キーストーン》の場合
1.相手が《ネメシス・キーストーン》を選んだ場合
《異次元の指名者》で相手の手札の《ネメシス・キーストーン》を除外することでエンドフェイズに帰ってきます。
タイムラグこそあるものの、2枚消費して《ネメシス・キーストーン》と自分が選んだレベル1モンスターの2枚を得るため損失はなく、安全に相手の手札をピーピングできます。
2.相手が《ネメシス・キーストーン》以外を選んだ場合
自分は《ネメシス・キーストーン》を選びましょう。
《異次元の指名者》で相手が選んだカードを除外し、《ネメシス・キーストーン》の(1)効果でそのカードをデッキに戻して自身を特殊召喚することが可能です。
2枚消費して結果は《ネメシス・キーストーン》の特殊召喚となるため枚数的にはディスアドですが、召喚権を使わずにモンスターを展開しつつピーピングができるので及第点ではないでしょうか。
また、相手が選んだカードを自分のデッキに戻せるため2枚目以降の《ジャック・イン・ザ・ハンド》や《ワンチャン!?》でまたサーチできます。
《黄金の邪教神》の場合
1.相手が《黄金の邪教神》を選んだ場合
相手フィールドに効果モンスターがいるとおいしいことに。
手札に加えたレベル1モンスターを召喚して《サクリファイス・アニマ》をL召喚し、
《異次元の指名者》で相手の手札の《黄金の邪教神》を除外することでそちらの効果に繋げ、相手モンスターを《サクリファイス・アニマ》に装備することができます。
2.相手が《黄金の邪教神》以外を選んだ場合
自分は《黄金の邪教神》を選びましょう。
《黄金の邪教神》を召喚し(1)効果で相手の手札を確認すれば、《異次元の指名者》で任意のカードを除外できます。
枚数的にアド損ですが、相手のキーカードを除外できれば十分でしょう。
ちなみに《ドットスケーパー》や《雷源龍-サンダー・ドラゴン》との組み合わせで相手がどれを選ぼうとも除外された際の効果につなげることが可能です。
《マインドクラッシュ》《深淵の指名者》
マインドクラッシュ通常罠 (1):カード名を1つ宣言して発動できる。 宣言したカードが相手の手札にある場合、相手は手札のそのカードを全て捨てる。 宣言したカードが相手の手札に無い場合、自分は手札をランダムに1枚選んで捨てる。
深淵の指名者通常魔法 1000ライフポイントを払う。 種族と属性を1つずつ宣言する。 相手は宣言された種族・属性を両方とも満たすモンスターを 手札またはデッキから1枚墓地へ送る。
こちらは相手の手札経由での墓地肥やしを狙うパターン。
墓地効果を持つレベル1モンスターを選びましょう。
《深淵の指名者》はマイナーな種族属性でもない限り相手が選んだカードを墓地へ送れるかは不確実。
また、どちらも《異次元の指名者》と異なりピーピングは行えません。
《マインドクラッシュ》は単体での汎用性も悪くなく、先述の《黄金の邪教神》や《異次元の指名者》のピーピングが決まれば相手の手札がわかるため併用するのもありかもしれません。
《The suppression PLUTO》
The suppression PLUTO効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2600/守2000
(1):1ターンに1度、カード名を1つ宣言して発動できる。
相手の手札を全て確認し、その中に宣言したカードがあった場合、
以下の効果から1つを選んで適用する。
●相手フィールドのモンスター1体を選んでコントロールを得る。
●相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。
その後、破壊したその魔法・罠カードを自分フィールドにセットできる。
《The suppression PLUTO》の効果利用に一役買うことも可能。
このカード自体が出しにくくロマン気味ですが、永続的なコントロール奪取は強力です。
《異次元の指名者》とのコンボは決まれば楽しそう
《異次元の指名者》とのコンボが書きたかっただけな記事。
イラストも可愛らしく、うまく使いたいカードですね。